~流産の60%は染色体異常~
先天性奇形の大半は、治療を受ければ正常な人と同じようになるほど医学は発達しています。医学では分からないような異常は、まず流産してしまう事が多いです。神様のお心使いでしょうかね。
~高齢出産の取り組み方~
奇形児の不安
男女を産み分けする人たちの多数は奇形児について不安を抱いています。
当然といえばそうですが、リンカル錠や膣ゼリーの選択も奇形児出産の心配は学問的にも発生はないとか。
リンカル錠は奇形児を1度でも出産したことのある女性に飲ませて、その出産を防ぐ目的で作られた栄養剤です。
実際に奇形防止に役立てられています。
膣ゼリーについても、膣のpHを変化させるだけでのゼリーにすぎません。
成分もゼリーによって色々ですが、無害なものばかりですので安全性があります。
~自然分娩でも奇形児は生まれる?~
流産の60%程度は染色体異常の胎児で出産前に自然淘汰されている事が解剖学で分かってきている。
~食事療法の誤解とは?~
【pHは食べ物では変化させれない】
産み分けの成功率を上昇させるのに、アルカリ性食品の食事、酸性食品の食事など偏った食生活が必要と考えられていました。
食べ物にこだわりをもってしまうと、排卵日がずれたりすることがあるので心配です。
偏った食生活をしてしまうと、体液が変化してしまい、膣のpHがアルカリ性や酸性などに変化してしまいます。
体液は一般にpH7.4前後で、大体一定に保持されています。
この値は弱アルカリ性です。
いろんな食べ物を食すと体のなかで燃焼するのは当然です。
その際、二酸化炭素が発生し、水分と反応し炭酸水素イオンが発生します。
このイオンは弱酸性です。
人間には体液が酸性になると、アルカリ性に戻す働きをし、pHを7.4程度までもどします。
これは血液の中で中和され、、そして腎臓で働きを増します。これを緩衝作用といいます。
酸性製品を多量に摂取しても体液のpHは酸性にはなりません。
もともと膣の内部は酸性です。体液は始めからアルカリ性なのに膣内は酸性、それ以上に体液をアルカリ性にしたとしても、膣内はかわらないでしょう。
大半の産み分けには食事の心配は考えないでいいと思われます。
それよりも、バランスのとれた食生活を心がけるようにしましょう。
~年齢を重ねると?~
子宮の細胞自体が老化していきます。
35歳を過ぎた女性の妊娠では、卵子の老化により染色体異常が増えます。
そしてそのほかの先天異常も増えます。
それは高齢による母体の変調が原因のようです。
高齢になると、子宮の細胞が老化し、ホルモンに対する反応が鈍くなります。
受精卵の着床にも十分な反応ができないため着床しにくく、着床しても子宮の活動が衰えているので、胎児の発育が遅れがちになります。
これらのリスクをいくらかでも減少させるためにも、受児率を高め、1日でもがんばりましょう。
~早すぎる妊娠も危険が~
妊娠が若いほどいいというわけではありません。
初潮期の女性の体は、まだ完全ではありません。
ホルモンが規則正しく分泌されるまでには4~5年かかります。
それまで月経も排卵も不規則です。
排卵が早ければ未成熟の卵子が、遅ければ老化卵子が放出されるわけで、どちらも受精しにくく、しても正常な出産の確率は高くありません。
月経周期が正常になるまでは妊娠は避けたほうがいいでしょう。