産み分けの基礎知識~産み分けの前に~

~産み分け本来の効用や確率~

いつの世界にも女の子しか生まれない、男の子しか生まれない夫婦は存在します。昔は、「女腹」「男腹」とか言いました。そして、妻の方に原因があると一般に考えられてきました。産み分け本来の効用や確率なども紹介していますので諦めずに努力しましょう。

性別は精子の種類で決まります

女性は片寄った性の子供ばかり出産すると、肩身がせまく、今でも姑や夫から意見されるようになり、悲しい人生を送っている方もおられるでしょう。
そういった考え方は、科学的には何の問題も根拠もないのです。
現在では、生まれる子供が男の子か女の子かはこう考えられているようです。
卵子と精子が子宮内で合体すつ事が受精ですが、この受精の瞬間に男の子か女の子であるかが決まります。
そして、卵子側には性別を決める力は無く、精子側の方に性別を決める力があるという事です。
受精とは一般に、卵子にわずか1匹の精子が入り込むことを言います。その場合、どんな精子が入り込むのかによって、生まれてくる子供が男の子か女の子が決まります。
精子には、男の子か女の子かを作り出す両方の精子があり、このどちらかが早く卵子に入り込むかは、その際の条件によるという事です。
男の子か女の子、どちらが生まれるか、科学的には卵子の方にはなく、精子の方にあるということを認識してください。

~産み分け本来の関心とは?~

古来より、お腹の赤ちゃんが女の子か男の子かは、妊婦と家族にとって、重要な出来事でした。
人々は自分たちの子供の性別を選ぼうとして、変わった儀式や説に夢中になり、自分たちの命までもささげるというような事をしてまでも、男の子(女の子)を授かろうとしました。
そして生まれてくる赤ちゃんの性別を選択するために、人は怖いほど多くの儀式や説に悩んできたのです。
調べただけでも、日本では800程、外国等では3000以上も伝説や占いなどという儀式等があります。
一例では、古代ギリシャのアリストテレスは、精子の支配力は「精力」と直接関係があると信じていました。
特に性行為の際、夫又は妻の片方が精力的にふるまう方が、生まれてくる子供の性別を左右すると教えています。
そしてアリストテレスは、性行為のときの天気でさえも、性別が変化すると考え、「北風が吹く時の方が男の子が生まれる確立が高い。なぜなら、南風が湿気を含んでいるからと。」だと。

~女の子?男の子?産み分けの作用~

【女の子を願う作用】
男の子、女の子の産み分けが幸せな家族を作る重要な方法であるのに加えて、遺伝においても有利なことがあります。
もし妻が持病であるとして、その子供が男である時、50%の確率で病気が現れる可能性があります。
しかし、女の子の場合では50%の確率でその遺伝子を含む可能性がありますが、表には現れません。
これは、伴性遺伝といいますが、遺伝子がX染色体にあるからです。

【男の子を願う作用】
赤緑色覚異常という遺伝があります。赤と緑が知覚できない遺伝性のもので、一般に色盲と呼ばれる大部分がこれにあたります。
この色覚異常は男の人の4~5%存在するといわれています。
ここで男の子だけを生んで、女の子を産まなければ、この家系から色覚異常の遺伝子は完全に絶たれますが、女の子を産んでいれば保因者とはって異常の遺伝子を赤ちゃんに遺伝するようになります。

~望む性の子どもの成功率は?~

結果はどうでしょうか?出産経験のある女性が排卵日に性交すれば、妊娠するのはあたりまえ。排卵日にセックスしても妊娠しないというほうが多いのです。
排卵日めがけて性交し、望みどおり妊娠ができれば、90%以上の確率で男の子が生まれていますが、妊娠できなければ、次の排卵日まで待つしかありません。
産み分けの成功率は92~93%といわれています。

~遺伝子と性染色体~

男の子と女の子はどことどこがちがうのであろうか?
現実には、姿、形を見ただけでは、男の子女の子も分かりにくい。
染色体は、色で染めるとはっきり見えます。これは物質で人間の体が無数の細胞から出来ているので、染色体は1つ1つの細胞の中にある核と呼ばれる部分になります。
生まれてくる男の子か女の子でさえも染色体の働きで伝えられる遺伝です。
この世に私たちが生を受けたのも染色体のおかげです。
そして、男の子か女の子であるのもその染色体によって継承された1つです。
みんなの体には、男の子女の子かを決める重要な染色体があります。それを性染色体といいます。

~異なった2個の染色体~

人間の染色体は46個あります。
昔の興味深い話で、人間の染色体が48個という説です。
男の染色体は48個で、女の染色体は47個という説。
現在の46個の染色体とはどのようなものなのか?
・男の子や女の子でも44個までは、同じ形、同じ大きさが22組。
・23組目の染色体は、女性では、同じ大きさ、同じ形が2つあります。男性では、X染色体が1つ、ほかに形、大きさが違うものが1つ。
・X染色体、Y染色体の事を性染色体といい、この性染色体が男か女かを左右しています。

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